極真会大山道場は、故大山倍達・極真会館総裁が1994年(平成6年)4月に逝去された後の分裂騒動の中で、総裁が作り上げた空手の体系を何とか原形のままで残そうと、総裁の長女である大山留壹琴(るいこ)氏(平成8年9月逝去)が設立した道場です。
運営・指導を統括するのは、大山留壹琴館長の夫であり、したがって故大山倍達総裁の娘婿である津浦伸彦師範です。
師範の空手は、故大山倍達総裁が直々に伝授したものであり、その基本・型の正確さは、
故総裁をして「私の弟子のなかで津浦ほど正確に教えられる者はいない」と
言わしめたほどです。
大山道場は、総裁の遺志を継いで真の武道空手を目指します。子どもには子どもなりの
青年には青年なりの、そして壮年には壮年なりの心身の鍛え方があるはずです。
また、新人には優しく、上級者には厳しい指導が必要です
武道とは、人生そのものです。
日々の精進の中から、体を鍛え、心を鍛え、知性を磨いていきます。それは生きている限り止むことはありません。また、道場生は互いに礼儀正しくあらねばならず、お互いに助け合わねばなりません。この道場という小さな社会での切磋琢磨は、通常の社会生活では得られない「生きる喜び」を導くことでしょう。